プロフィール

地域密着型の寿司屋に就職して、同期の中でも10ヶ月と最速で寿司職人としてデビューしベテラン寿司職人に7年間従事して基礎を叩き込まれる。信じていたベテラン寿司職人から裏切られて挫折し、飲食業に嫌気が差して、集団給食の調理員として働くことを選び、５年間働く中で飲食業界で学べなかった衛生観念と品質管理や効率的な調理工程を学ぶ。飲食を目指したきっかけを振り返り、自分のお店を持つために飲食業界に入ったことを再認識する。独立開業するにはマネジメント経験が必要だと感じたために職人の腕試しと店長として改めてチェーンに就職して２年働いて独立を決意する。
美味しいものを安くたくさん食べてもらいたいと試行錯誤している中で銀座では1万円のところを板橋では開業すると4000円で食べられると気付き、魚と串焼きと日本酒にこだわった和食・和風居酒屋を35歳の時に独立開業して13年続ける。独立開業してからいくつかの支店を持つようになるが、コロナショックで複数店舗の店舗の経営から１店舗経営に専念する。１店舗になってみて自分自身がなぜ独立開業したかったのか？を改めて考える時間を持つようになる。そこで気づいたのは飲食業の本質とは「食によって人は幸せになれること。お客様の笑顔を生み出し、幸福感を醸成できること」だった。それと同時に「飲食業で従事する人の幸せはどこにあるのだろうか？」と疑問を感じ始める。偶然に海外の飲食事情を知る機会があり、日本国内の飲食業界と飲食従事者のあり方に疑問を持ち始める。その結果、海外の飲食業界と日本の飲食業界を繋ぐ役割を持ちたいと思うようになる。その矢先にテナントして入居していたビル大家からの立ち退きを求められる。
一瞬路頭に迷いそうになるが、過去の修行時代にお世話になった先輩からイギリスでの和食料理店の職人としての話を持ちかけられて、現在のイギリスのロンドンにおいて和食の職人として働くようになる。イギリスに渡航してから、和食には自分が知っている以上に和食にはニーズや魅力があることに気付くようになる。食によって人を良くできる料理人を増やして和食を世界に広めて飲食業界から日本を変えていきたいと思いからブログを綴るようになる。